1985年ごろに激辛カップラーメンが流行った時期がありました。たしか、カネボウフーズから出た「カラメンテ」を皮切りに、エースコックの「カライジャン」などがブームの火付け役でした。
今の韓国の「辛ラーメン」のような存在ですが、当時「辛さ」を売りにするラーメンはほとんどなく、インパクトの強さから人気になりました。
しかし、2~3年でブームは去り、今は見かけなくなってしまいましたね。
カラメンテ・カライジャンの味
ここからは当ブログ管理人の記憶をたどって解説しますが、カラメンテ、カライジャンはいづれも「唐辛子」「ラー油」系の辛味ラーメンでした。
特にカネボウフーズの「カラメンテ」は、後からラー油を入れるタイプで、半透明のコシのある麺(あの輪ゴムような・・褒めています)に、スープに浮いている辛い油が絡んで、スルスルと食べれた気がします。カラメンテはしょうゆ、みその他、いくつか味があったと思います。
カライジャンもしょうゆ味の他、カップ焼きそばもあったのではないでしょうか
カラメンテもカライジャンもいづれも大辛ですが、また食べたくなる美味しいカップラーメンでした。
辛いラーメンはパッケージも奇抜
今から考えるとパッケージも奇抜で、「美味しく見せる」のではなく、インパクト勝負!
当時のパッケージの画像は、こちらのサイトに一覧で出ていましたので探してみてください。
蛍光色やカップラーメンではあまり見かけない刺々しいフォント。
はっきり、きっぱりとした配色は、売り場でも目立つ存在でした。
カラメンテのパッケージ:https://i-ramen.net/index/sp/kanebo-cp.html
※リンク先の689番~693番
カライジャンのパッケージ:https://i-ramen.net/index/sp/ace-cp.html
※リンク先の613番、614番、619番
日清食品とんがらし麺も流行った
カラメンテ、カライジャンから年代はもう少し新しくなりますが「とんがらし麺」は、あの辛口ラーメンブームを復活させる兆しのあるラーメンでした。こちらは日清食品のラーメンです。
つい最近まで販売していたように思いますが、どうでしょう。・・と思ったら、普通にネットで売ってました。(新しいバージョンのよう)こちらもいくつか味がリリースされているようですね。
カラメンテ、カライジャンがラー油系の味付けだとしたら、とんがらし麺はとうがらしの粒が多いに存在感を放って、スープに浮いているタイプ。
麺自体にも練り込んであって辛いんじゃなかったかしら?
最近流行っている激辛のペヤングの焼きそば
激辛のペヤングの焼きそばは、最近ユーチューバーさんが紹介しているのもあって、流行っていますよね。
激辛ブーム再来でしょうか?
私が挑戦したのは、ハーフ&ハーフのタイプのもの。
でもね、辛い方を食べてしまうと、辛くない方も辛く感じてしまうのですよ。
私の中では「今まで生きてきた中で一番辛い食べ物」でした。
辛いラーメンは体に支障はないのか?
今回、ご紹介したカラメンテもカライジャンも、とんがらし麺も、ペヤングの激辛焼きそばも、一言で言ったら「美味しい」のです。しっかり、美味しいのです。
でもって、また食べたくなる味なのです。
しかし!お腹が弱い人、いや、弱いという意識はなくても、刺激たっぷりのラーメンは後からボディブローのように効いてきて、トイレに駆け込むこともあるので注意が必要です。(当ブログ管理人は激辛は好きですが、お腹はしっかり壊します)
また、最近大食い系のユーチューバーも量を競うのにプラスして辛い物をたくさん食べる動画が増えてきています。どうか、安易にまねされませんように・・。
とはいえ、カラメンテもカライジャンに復刻を希望する
辛いものを食べるときは注意!と注意喚起をしたところでも、カラメンテやカライジャン。
どのくらい知っている人がいるでしょうか?最近また辛口ブームですので、というか、辛い麺はしっかり市民権を得たような感じで定番になっていると思いますので、復刻してみてほしいな・・と人知れず希望しています。
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